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Feb.14

新鮮な冬の恵み! 豊見城産ほうれん草の知られざる魅力を発掘

冬が旬の野菜といえば、ほうれん草です。お鍋やおひたし、オムレツなどいろいろな料理に使えて便利ですよね。ほうれん草は栄養価もとても高く、βカロテンや鉄分、ビタミンCが豊富なので家族の健康のためにもぴったり!

そこで今回は、ほうれん草の生産に力を入れている豊見城市の農家さんやJAおきなわ豊見城支店へうかがい、ほうれん草の魅力や栽培・出荷についてのこだわりを聞いてきました。新鮮なほうれん草が食卓へ運ばれるまでの道のりをぜひご覧ください!

農薬は? 水は? 気になることを農家さんに聞いてみました

2今回は、ほうれん草の生産が盛んな豊見城市にお邪魔しました。お話を聞かせてくれたのは、葉野菜産直専門部会会長の上原さんです。

――ほうれん草といえば、冬の野菜の代表格ですよね。

「はい、ほうれん草は寒さに強いので、冬の時期においしい野菜です。だいたい11月から4月にかけて、半年ほど栽培しています」

――おいしいほうれん草にするために大切なことはありますか?

「ほうれん草のおいしさを決めるのは水ですね。水を切ると甘くなるので、出荷の2週間ほど前からは水を与えないようにしています」

――水にはきれいな地下水を使用しているとうかがいました。

「はい、タンクに地下水を貯蔵し、水を与えています。川の水などは不純物が多くて、栽培には使えないんです。このあたりでは50トンの地下水を貯蔵できるタンクが48個あって、スプリンクラーで放水しています」

――きれいな地下水を使うために実施していることはありますか?

「葉野菜の組合で水銀調査を行って、安全性を確認したうえで使っています」

※人為的なものではなく、自然現象として地下水が水銀に汚染される可能性が示されており、水銀調査を行うことは安心して食べられる野菜を作るために大切なことです。

――消費者としては、農薬がどれくらい使われているのかが気になります。

「農薬はほとんど使っていないですよ」

――え、農薬使わないんですか?

「アブラムシがつくのでまったく使わないわけではないんですが、ほうれん草はアクが強いので、虫がほとんどつかないんです。だから農薬はとても少量で済みます。冬の寒い時期には虫があまり出ないというのも関係していますね」

――冬はそもそも虫が少なくて、さらにほうれん草はアクが強くて虫が寄りつかないということなんですね。

「そうです」

ほかにも、安定した生産や見た目もいいほうれん草作りを目指してビニールハウスを導入するなど、さまざまなお話を聞くことができました。何気なく食べているほうれん草ですが、農家さんの努力があってこそ、おいしいほうれん草が食卓に並ぶのですね。

“新鮮”を封じ込む! JAおきなわ豊見城支店の取り組み


JAおきなわ豊見城支店にもお邪魔してきました。ここでは、農家さんから集められた野菜や果物を冷却して一時保管したり、各店頭へ出荷したりといった作業を行っています。お話を聞かせてくれたのは、青果販売担当の渡嘉敷さんです。
ほうれん草とスタッフ――新鮮なほうれん草を届けるために、真空予冷機という冷却装置を導入しているとうかがいました。

「はい、ほうれん草を含め葉野菜全般はこちらの真空予冷機で瞬間冷却しています。ここで一気に冷やしたあと、冷蔵庫へ移動して一時保管し、順次出荷しています。こうすることで新鮮さを保てるようになるんです」

――真空予冷機はどのような仕組みで動いているのですか?

「バキュームで空気を抜き、真空状態にします。真空の状態では水が蒸発しやすくなっているので、ほうれん草の葉についた水分がどんどん蒸発し、それに合わせて熱が逃げていくんです。ほうれん草だと20分ほどでしっかり冷やすことができます」

※水分が蒸発すると熱が逃げるのは、コンクリートの道路に打ち水をして温度を下げるのと同じ原理。真空ではものが熱しやすく冷めやすい状態になるので、真空予冷機の中のほうれん草は急速に冷やされます。

――急速に冷やすことで、どのようなメリットがありますか?

「野菜はまとめておくと熱がこもってしまって、これが鮮度を下げる原因になります。また、野菜は呼吸をしているので、これも熱を生む原因になります。真空予冷機なら一気に粗熱を取りつつ、呼吸を止めることが可能です。こうすることで、翌日にはくたびれてしまうような場合でも2日~3日は新鮮な状態を保つことができるんです」

なお、真空予冷機は高価な装置なのでほかの地域ではなかなか導入できないとのこと。豊見城産ほうれん草ならではの強みといえそうです。

ほかにも、袋詰めをするときや持ち運ぶときは葉や茎が傷つかないよう丁寧に扱うなど、基本的ですが大切なことを徹底している印象を受けました。

甘くておいしい豊見城産ほうれん草をぜひご自宅で

ほうれん草のおひたし
このようにして出荷されたほうれん草は、早ければ翌日には店頭に並びます。新鮮で栄養たっぷりのほうれん草は、軽く茹でて冷凍保存すれば鮮度をより長く維持できますよ。

店頭で選ぶときは、葉の色に注目してみてください。明るくて色鮮やかなものではなく、緑色が濃くて深いほうを選ぶと甘さがぎゅっと凝縮されています! おひたしや卵焼き、ベーコンとのソテーなどおいしい食べ方が豊富なほうれん草ですが、冬の季節はやはりお鍋がおすすめ。常夜鍋やキムチ鍋、鍋焼きうどんなど、どんなお鍋料理にもぴったりです♪

新鮮な豊見城産ほうれん草は、イオン・マックスバリュ各店で購入することができます。栄養たっぷりのほうれん草をたくさん食べて、寒い冬を健康に過ごしましょう!

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