2017.06.12 イベント

三重県のいいもの大集結! 「三重県フェア」に潜入取材

2017年3月24日(金)~3月27日(月)、県内イオン6店舗にて「三重県フェア」が開催されました。『三重のいいもの、揃えました。』のキャッチコピーのもと、会場には三重県を代表する旬の味覚から伝統の逸品までが勢揃い!

そこで今回は、三重県フェアに集まった魅力溢れる特産品やイベントをご紹介します♪

固い握手を交わした、開会セレモニー

佐方社長と石垣副知事
3月25日(土)、イオンスタイルライカム店にて開会セレモニーが行われました。登壇したのは、三重県副知事 石垣英一氏と、イオン琉球株式会社 代表取締役社長 佐方圭二のお二方。挨拶では、三重県とイオンの深い関わりなどを語られました。

赤福に真珠…… アースコートに詰まった三重県の魅力

イオンスタイルライカム店のアースコートには、松阪牛や伊勢本まぐろなど、三重県を代表する特産品が大集結! なかでも特に人気のあった3つの商品をご紹介します。

優しい甘さにみんなが虜 伊勢名物 赤福
赤福
こし餡でお餅をくるんと包んだ「赤福餅」。伊勢神宮神域を流れる五十鈴川をイメージした形と、ツヤツヤのあんこは、見ているだけで幸せになりそう。沖縄では買うことのできない赤福餅は、三重県フェアで大人気! 大勢のお客様が嬉しそうな笑顔を浮かべて、自分用やお土産用に、次々と赤福を購入していきました。
赤福の世古さん
株式会社赤福 世古さんによると、赤福の魅力は「柔らかいお餅と程よい甘さの餡の、絶妙なバランス」なんだとか。ほうじ茶との相性も抜群で、「ほうじ茶の爽やかで香ばしい香りが、赤福の旨味を引き立てる」と教えていただきました♪

そんな赤福の名前の由来は、株式会社赤福の社是『赤心慶福』の最初と最後の文字にあります。「赤子のように素直な気持ちでお客様に接することで、その幸せを自分のことのように感じる」という社是を全社員が意識し、赤福を作り上げているのだそう。

赤福は一年中いつでも同じ状態で提供できるよう、その日の気温などに合わせた製造方法を採用しているそうですよ。

美しい輝きは三重県独自のクオリティ 真珠
真珠コーナー
三重県は、日本における真珠の生産量第2位! アースコートに設けられた販売ブースには、女性を中心に多くのお客様が立ち寄っていました。

1,080円の真珠アクセサリーは、本物の淡水と日本規格の原材料を使用し、加工を日本国内で行っています。また、トレンドのデザインを採用することで、自然と身につけたくなるようなビジュアルを実現。お手頃な価格と安全性の高さ、そして可愛らしいデザインが、たくさんの方々のハートを鷲掴みにしていました♡
真珠の辻本さん
有限会社FORSELLER 取締役社長 辻本さんは、三重県でとれる真珠の魅力を「目を引くほど美しい光沢」と語ってくださりました。三重県の美しい海だからこそ、光り輝くきれいな真珠を生み出すことができるのだとか。

真珠と聞くと「白色」をイメージする方が多いと思いますが、グレーやブラックの真珠もあり、最近はこれらの人気も上昇してきているそう。天然真珠の神秘的なカラーは、ひとつとして同じものは存在しない、唯一無二のもの。真珠を生む貝の違い(黒蝶貝や白蝶貝など)や育った環境の違い(淡水か海水か)によって色が変わってくるため、同じ色の真珠は存在しないのです。自分の肌色や顔立ちに合う、たったひとつの真珠を探してみてはいかがでしょうか♪

豊富なバリエーションが魅力 伊勢醤油
しょうゆ街道
三重県にはいくつもの伊勢神宮に続く街道があります。その昔、人々が伊勢を目指して歩いたその街道沿いには、旅行客をもてなす料理屋や宿泊施設が多くありました。参宮者は街道の茶屋で休憩したり、宿泊先で醤油や味噌を使った食事を味わったりしていたそうです。街道に訪れる旅行客のもてなし料理を支えていた「しょうゆ」は独自の発展と多様化を遂げ、三重県を代表する文化となりました。
試食コーナー
現在も三重県には40社近くの醤油屋さんが存在しており、たくさんの醤油が生産されています。販売ブースには約40種類の醤油が勢揃いし、それぞれの試食会が開催されていました。普段なかなかできない醤油の食べ比べをお客様に体感していただくため、醤油単体ではなく小さくカットした豆腐に醤油をかけて提供。これによって、味の違いが明確になり、醤油の個性を感じやすくなるのだとか。
取材に答える服部さん
「醤油と一口にいっても、一つひとつに異なる個性がある」と熱く語るのは、三重県醤油味噌工業協同組合 営業部 課長 服部さん。醤油は大きく5つに分けることができ、濃口と薄口、たまり、白、再仕込みで五大醤油と呼ばれるという豆知識を教えてくださりました。また、五大醤油すべての製造が行われているのは、なんと三重県と愛知県のみなのだとか! 薄口と濃口は全国的に有名ですが、後者3つの醤油は限られた地域でしか製造していないのです。

商品ラインナップのなかには、三重県を代表する特産物のひとつ・アオサを取り入れた醤油も。三重県の美味しいもの同士を組み合わせて、さらに美味しいものを作る、そんな想いが感じられる一品です。

本物の忍者が登場! 盛り上がりを見せたグランドスクエア

水槽前のグランドスクエアの特設ステージでは、ラジオの公開生放送などを行いました♪ 終始賑わいを見せていた会場の様子をご紹介します。
いせわんこ
まず登場したのは、お伊勢さん菓子博2017の公式キャラクター“いせわんこ”。グランドスクエアに姿を現すやいなや、大勢のちびっ子たちに囲まれていました!

この他、グランドスクエアには子どもたちが楽しめる忍者体験ブースも登場。「何で三重県フェアに忍者?」と疑問に思う方のため、三重県伊賀市における忍者のルーツを特定非営利活動法人 赤目四十八滝渓谷保勝会の増田さんのお話を交えてご紹介します。
増田さん
三重県伊賀市は、もともと奈良の東大寺が支配していました。しかし、そこに東大寺の支配に抵抗をする悪党が現れるようになります。強力な領主(戦力の持ち主)が存在しなかった伊賀は、少ない手数で戦うために情報を収集し、影で動く集団を組織する独自の戦術を極めて、いわゆる「忍術」を完成さます。これが忍者誕生の背景です。

増田さんいわく、忍者の実際の活動のほとんどは諜報活動だったそう。ただ、いざというときに備え、トレーニングは怠らなかったようです。いつ敵が向かってこようと俊敏な動きで対応できる――その影には、日々の努力が隠されていたんですね。
忍者体験ブース
忍者体験ブース②
会場内に設置された「チャレンジ!忍ニンピック」では、手裏剣投げや鳴子くぐりなど、忍者修行に楽しんで挑戦している子が多く、キャッキャッと可愛い声が響いていました。
伊賀忍者集団 阿修羅によるショー
さらに特設ステージでは、たくさんのイベントが開催されていました。なかでも、特に注目を集めていたのは伊賀忍者集団 阿修羅によるライブショー! 日本刀や手裏剣を使った技など、滅多に見ることができない忍術の数々に、お客様も驚きを隠せない様子でした。
伊賀忍者集団 阿修羅
子どもたちだけでなく、大人の心も鷲掴みにした阿修羅のパフォーマンス。これには、伊賀忍者 阿修羅 代表 浮田さんの熱い想いが込められていました――

浮田さん(写真右)は、忍術を通して、“自分が信念を持ってやり始めたことは諦めずに続ける”、“自分に妥協せず常にハングリー精神を持つ”など、現代社会で生きていくためにも大切なことを学んだと語ってくださいましただからこそ、今回のように大勢のお客様、特に小さな子どもたちの前でショーを行う際は、この想いを伝えることを意識しているそうです。

ショーを鑑賞する子どもたちのなかには、何かを感じ取っているかのように真剣な表情をしている子も。本物の忍者だからこそ、伝えられる、伝わる想いなのかもしれませんね。

三重県の魅力に溢れた4日間

大盛況のうちに幕を閉じた三重県フェア。開催期間中は、多くのお客様にご来場いただきました。今後もイオン琉球では、バラエティに富んだ魅力あふれるイベントを開催していく予定です。

この記事をシェアする