2021.07.21 フード

沖縄の夏の風物詩!「富士家のぜんざい」をご紹介

梅雨が明け、本格的な夏の暑い時期になると食べたくなるものといえば「沖縄ぜんざい」。特に富士家のぜんざいは、沖縄県民なら多くの方が連想する夏の定番ではないでしょうか?
今回は、那覇市にある富士家さんにお邪魔し、沖縄ぜんざいの魅力を伺ってきました。

30年の歴史を誇る富士家のぜんざいとは?

“こんな暑い沖縄の夏なら、冷たいぜんざいを宅配すると喜ばれるのではないか”
代表・大嶺さんの他愛もない発想から誕生した富士家さんは、夏に食べる沖縄ぜんざいを広めたお店の1つです。
富士家さんが創業した30年前には前例がなかったという沖縄ぜんざいのデリバリー。今までにない斬新なサービスと秘伝の味が話題を呼び、「3時のおやつには富士家のぜんざいを食べる」と言われるほど沖縄では定番のスイーツです。
6A4A5476-sanchu
富士家のぜんざいが愛されている最大の魅力は、唯一無二の味わい。

・ほどよい粒感と風味豊かな金時豆
・シャリシャリしてほのかに甘い、金時豆の煮汁から作られた特製の氷
・モチモチ食感がたまらない白玉もち

こだわりの素材をふんだんに使った富士家のぜんざいには、「最初の一口から最後の一滴まで美味しく食べていただきたい」という想いがこめられています。

富士家のぜんざいは、富士家さんのお店で食べられるほか、デリバリーにてお家で味わえるところも魅力です。
富士家のぜんざいは、イオン琉球オンラインショップからもご購入いただけます!

美味しさの秘密を富士家さんの工場でお伺いしました

6A4A5397-sanchu-2
今回は富士家さんの工場にお邪魔して、石川さんと友利さんにお話を伺いました。

――甘くて美味しい金時豆はどのように作っているのですか?

「金時豆は、まず目視にて不揃いの豆を選別し取り除いてから、洗浄・計量を行い、大きな釜で煮つめていきます。沖縄ぜんざいのメインでもある金時豆は、硬すぎず柔らかすぎないようにじっくり丁寧に煮つめています。

煮つめるときは、金時豆の状態を見ながら、沖縄産の砂糖と塩などで味つけします。だいたい2時間くらい煮つめたら、味を染みこませるために1日寝かせて容器に入れていきます」
6A4A5275-sanchu
6A4A5284-sanchu
――富士家さん独自の煮汁を使った氷はどのように作られていますか?

「富士家のこだわりである煮汁を使った氷は、撹拌(かくはん)から製氷まですべて手作業で作っています。氷が白くなったり煮汁の甘みが分離したりすることがないように、数時間ごとに煮汁と水を撹拌させて冷凍をくり返しているのがポイントです。

シャーベット状まで凍ってきたら、手作業でカップ容器に詰めていきます。さらに冷凍することで、富士家独自のシャリシャリした食感に仕上がります。氷ができ上がるのは、カップに入れてから2〜3日ほどです。時間をかけて丁寧に作っています」
6A4A5341-sanchu-2
――店内用とデリバリー用 で作り方の違いはありますか?

「基本的に作り方は同じなのですが、金時豆を煮つめるときの硬さを微妙に変えています。デリバリー用 は解凍するときに柔らかくなりすぎないよう、少しだけ硬めに煮つめています」

――美味しさを維持するためのこだわりポイントを教えてください。
6A4A5322-sanchu
「富士家のぜんざいは、金時豆、煮汁の氷などいろんなこだわりがありますが、デリバリー販売で一番こだわったのは白玉もちです。白玉もちは、冷蔵庫に保管するとどうしても餅が硬くなってしまうところが大きな課題でした。

6年前より、原料・製法から容器まで試行錯誤した結果、モチモチの白玉もちに仕上げることに成功しました」

お客様に選ばれる理由について代表の大嶺さんにお話を伺いました!

6A4A5459-sanchu
――富士家のぜんざいが美味しい理由を教えてください。

「水で作った氷ぜんざいの場合、氷自体に味がないので味付けはどうしても濃い目になります。最初は美味しいけど、例えばおしゃべりをしながら食べていると、いつの間にか溶けてしまいます。

富士家のぜんざいは、「最初の一口から最後の一滴まで美味しく食べていただきたい」という想いで開発しました。たとえ氷が溶けても美味しく食べられるように、金時豆の煮汁から氷を作る製法を開発しました。また、味はさっぱりした味わいに仕上げています」

――自宅でもお店と同じように美味しく食べる方法はありますか?
6A4A5389-sanchu
「氷はスプーンが「スッ」と入るくらいのシャリシャリ状態がベスト。一番のおすすめは自然解凍ですが、電子レンジを使えば簡単に解凍できます。ただし、一度氷が溶けてしまうと、シャリシャリした食感が元に戻らないのでご注意ください」

ここで、富士家のぜんざいを美味しく解凍するポイントをご紹介!

富士家のぜんざいは、容器がセパレートになっているのが特徴。それぞれ美味しい食感でいただけるように、金時豆・白玉もち、氷とで解凍時間を変えるのがおすすめです。
上段の金時豆と白玉もちは常温での自然解凍で約60分。電子レンジでは、500Wだと約60秒、1400Wだと約20秒で美味しく解凍できます。
下段の氷は常温での自然解凍で約30分。電子レンジでは、500Wだと約28秒、1400Wだと約9秒で美味しく解凍できます。
電子レンジ
――デリバリー販売でのお客様の反応はいかがですか?

「ありがたいことに『夏になると富士家のぜんざいを食べたい』というお声をたくさんいただきます。最近では新型コロナの影響もあり、県外から来沖できない方のお問い合わせや注文をたくさんいただいていますね。デリバリー販売によって、もっと身近に沖縄の夏の味を楽しんでいただけるのではないかと考えています」

――SANCHU!の読者に向けてメッセージをお願いします。

「県内・県外の方をはじめ、皆様に美味しくいただけるように頑張ってまいります。ぜひ、富士家のぜんざいで沖縄の夏を味わってください」

沖縄の夏を味わう富士家のぜんざい、ぜひご賞味ください!

富士家のぜんざいは、県内だけではなく県外に住む方にも喜ばれること間違いなし。店頭で食べる味と変わらない美味しさが、いつでもどこでも楽しめます!

富士家のぜんざいは、沖縄県のイオン・イオンスタイル・マックスバリュの下記店舗にて販売しております。

【イオン・イオンスタイル店舗】
イオン那覇店、イオン南風原店、イオン北谷店、イオン名護店、イオン具志川店、イオンスタイルライカム

【マックスバリュ店舗】
マックスバリュ牧志店、マックスバリュ安謝店、マックスバリュ豊見城店、マックスバリュ一日橋店、マックスバリュとよみ店、マックスバリュ泡瀬店、マックスバリュ坂田店、マックスバリュ伊祖店、マックスバリュ知花店、マックスバリュ山里店、マックスバリュ兼久店、マックスバリュ石川店、マックスバリュ宮古南店、マックスバリュ宮古西里店、マックスバリュやいま店

さらに、イオン琉球オンラインショップでもご購入いただけますので、
ぜひご賞味ください!

この記事をシェアする