2017.01.31 フード

特別なお酒をプレゼントしたいなら、地ウイスキーなんていかが?

ウイスキーやワイン、ブランデーなどの洋酒は、お酒好きの方に贈る定番のお酒ですね。でも、もしも「珍しいお酒をプレゼントしたい!」と考えているのであれば、地ウイスキーを選んでみてはいかがでしょうか。個性豊かな風味を持つ地ウイスキーは、インパクトも抜群。

そこで今回は、おすすめの地ウイスキーと、その味わいにぴったり合うチョコレートをご紹介します。

地ウイスキーって何? 普通のウイスキーとは違うの?

麦畑地ウイスキーとは、地方にある醸造所・蒸留所で作られているウイスキーのこと。小規模生産を基本としており、多くの場合はメインのお酒と並列して作られています。

地ウイスキーは、かつてブームが長らく低迷したこともあり、一部のコアなファンにのみに愛されてきました。しかし近年、サントリーの「山崎」や「白州」、ニッカウヰスキーの「余市」といった国産ウイスキーが世界各国で注目されるようになってから、少しずつ息を吹き返してきています。

日本では主に10の酒造が地ウイスキーを製造しており、焼酎メーカーや大手ワイナリー、老舗の酒蔵などさまざまな酒造が地ウイスキーの生産に携わっています。

地ウイスキーの認知度はまだまだですが、その味わいは一級品! 多くの酒好きたちの舌をうならせた地ウイスキーは、今後より高い注目を集めることになるはずです。

深みある味わいと歴史 とっておきの地ウイスキーたち

地ウイスキーにはたくさんの種類があります。以下では、そのなかでもおすすめの地ウイスキーを紹介していきます♪ウィスキー1
・マツイピュアモルトウイスキー倉吉
オーク樽で3年以上熟成された原酒を使用。しっかりと熟成させることで、まろやかで優しい甘さを引き出しています。樽熟成特有の香ばしさが損なわれることなく、口いっぱいに芳醇な風味を感じることができるので、ストレートやロック、水割りなど、さまざまなアプローチで楽しむことができます。
ウイスキー2
・ピュアモルトウイスキー倉吉 シェリーカスク
シェリー樽で3年以上熟成させたウイスキー。みずみずしい果実香がしつつも、チョコレートのような深みのある香りも感じることができます。甘味と酸味の絶妙なバランスにより、まろやかな口当たりとなっていますウィスキー3
・ホワイトオーク 地ウイスキーあかし
英国産麦芽100%を原料とした原酒に、樽熟成させたグレーンウイスキーをブレンドしたスコッチテイストのブレンデッドウイスキー。淡麗でやや辛口の味わいながら華やかに香り立つモルトが、後味に優しい口あたりをプラスしますブレンデッドウイスキーの特徴は、氷や水に負けない強みのある味わい。ロックはもちろん、水割りやハイボールでも美味しく飲むことができます。ウィスキー4
・ホワイトオーク あかしレッド
スコッチテイストのブレンデッドウイスキー。「ホワイトオーク地ウイスキーあかし」に比べると香りの華やかさはやや抑え気味で、青りんごのような爽やかな甘さをほのかに感じることができますトゲがなく穏やかな口当たりは、まるで良質な麦焼酎のよう。強いクセがないので、ウイスキー初心者でも気軽に飲むことができます。
ウィスキー5
・マルスモルテージ 越百 モルトセレクション
複数のモルト原酒をバッティング(混和)したモルトウイスキー。ハチミツやキャラメルのような、濃厚でふくよかな香りを感じられるほか、ほのかに香るスモーキーフレーバーと熟した果実のような芳醇な風味が特徴です角のない丸みある口当たりは、飲み込んだあとも優しい余韻を舌に残します。
ウィスキー6
・TWIN ALPS(ツインアルプス)
「TWIN ALPS」は、とにかく甘い香りが特徴的。バニラやクッキーのような香りがすると、熟したフルーツの香りがあとを追うように口のなかに広がりますふたつの異なる香りが一体となることで、ほかにない豊かな芳香と柔らかな口当たりを実現。雑味のない穏やかな余韻が残ります。

厳選! チョコレートとウイスキーのマリアージュ

チョコレート
チョコレートとウイスキーのマリアージュ(美味しい組み合わせ)は、ウイスキー通の間では常識ともいえるもの。チョコレートやウイスキーの種類に関係なくこれらふたつは相性がよいのですが、ここではもっと美味しくなる組み合わせをご提案します。

ジャパニーズウイスキーにあうチョコレートはもちろん、飲み方別でもご紹介していくので、ぜひご参考ください♪

・ジャパニーズウイスキー
華やかで香りのよいジャパニーズウイスキーには、カカオ70%以上の“ビターチョコレート”がGood! 軽やかで飲みやすいウイスキーにビターの芳醇さが加わることで、より深い味わいを楽しむことができますさらに、舌に残る余韻を長く楽しめるため、ウイスキー通も満足できること間違いなし。お互いが相手の個性に負けることなく、深みや味わいを高めてくれる、本格派のマリアージュといえます。

・ストレート
ストレートで飲む際、アルコール度数が高いためチョコレートの口溶けがとてもなめらか。そのため、ウイスキーはもちろん、チョコレート本来の味わいを存分に楽しむことができます。カカオ豆をはじめ、材料すべてが高品質なファインチョコレートと組み合わせることで、最高のひとときを演出できます

・ロック
ロックのように氷で冷やされたお酒には、お酒よりも温度の低い生チョコがおすすめ。生チョコに使用されるチョコには、優しい甘さのミルクチョコレートをチョイスしましょう。キリッとした飲み口に、ミルクチョコレートのまろみが絡み合い、ウイスキーの風味がより際立ちます

・水割り
ウイスキーの香りがより感じられる水割りには、爽やかな柑橘系のチョコレートが相性抜群! 例えば、砂糖漬けしたオレンジの皮をチョコレートでコーティングした“オランジェット”なんてよいかもしれません。オレンジピールのほのかな苦味と酸味、それを包み込むチョコレートの甘さが、モルト特有の風味に爽やかな深みをプラスしますちなみに、チョコレートが口のなかで固まらないよう、氷を使用せずに冷やしたミネラルウォーターのみで楽しむことをおすすめします。

・ハイボール
シュワッとした炭酸がクセになるハイボールには、キャラメル風味のガナッシュやプラリネなどをチョコレートでコーティングした、ボンボンショコラがベストマッチ。マリアージュのポイントは、少し時間が経って温度が落ち着いたハイボールにボンボンショコラを合わせることです。ウイスキーの風味にキャラメルのコクがプラスされ、より深い味わいを楽しむことができますちなみに、氷を使用せず冷やした炭酸水のみで楽しむことで、口のなかでチョコレートが固まらずに最後の一欠片まで味わえます。

チョコレートとウイスキーをマリアージュする際のポイントはふたつ! ひとつは、“チョコレートの余韻があるうちにウイスキーを飲むこと”、もうひとつは“チョコレートとウイスキーを口のなかでミックスすること”です
ちょっとした工夫で、驚くほど美味しくなるチョコレートとウイスキーのマリアージュ。バレンタインや父の日のプレゼントなどにもおすすめですよ♪

記憶に残るお酒が、特別な日を色濃く彩ります

ちょっぴり新鮮な地ウイスキーは、お酒好きのマニア心をくすぐること間違い無し。チョコレートと一緒に贈れば、とてもオシャレな記念日を演出できます。誕生日はもちろん、バレンタインや父の日などの特別な日に、ぜひプレゼントしてみてください。

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