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Apr.02

“さらふわ”の中に豊富な宮古島の海の成分♪ 美しい海が育む「雪塩」の魅力

沖縄が世界に誇れる塩と言えば、宮古島で作られている「雪塩」が有名。名前は聞いたことがある、雪塩を使ったお菓子は食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

今回は、宮古島市にある雪塩ミュージアムへお邪魔し、雪塩の魅力をたっぷりと伺ってきました!

“マグネシウム”などを含有! 塩の魅力をそのまま閉じ込めた雪塩

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宮古島で作られている雪塩は、粉雪のようにサラサラとした見た目が特徴的な塩です。
その最大の特徴を挙げるとしたら、海の成分をたっぷりと含み「マグネシウム」等の通常あまり含まれない成分を含んでいる点にあります。
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海の成分たっぷりの雪塩を育んでいるのは、島が平坦で川がなく、土などが流れ出さないことで特にきれいな海が広がっている宮古島。

宮古島はサンゴ礁が隆起してできた琉球石灰岩からできており、チーズのように細かい穴が空いた琉球石灰岩が巨大なろ過器のような働きをして、きれいな海水をさらにきれいに磨きます。
そうしてできた地下海水は、琉球石灰岩から溶け出したマグネシウムやカルシウムなどの海の成分を含み、雪塩の元になります。
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塩は海水を濃縮させたあとに抽出を行うことで生成されますが、一般的な「煎ごう法」と違い、雪塩では独自の「瞬間蒸発製法」を採用しています。
煎ごう法では、約2日間煮続けることで塩を抽出しますが、これにより、塩の部分と海の成分を多く含んだ「ニガリ」と呼ばれるものとに分離し、塩の部分のみを抽出するとのこと。

一方、雪塩の瞬間蒸発製法では、約2秒というとても短い時間で海水を蒸発させるため、海の成分を含んだ「ニガリ」が分離せず結晶化します。
これにより、カルシウム・マグネシウム・カリウムを中心とした海の成分をそのまま含む雪塩が出来上がります。
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瞬間蒸発製法をホットプレートで再現した様子。
濃縮海水をパッパッと振りかけると、瞬時に蒸発し、塩が生成されていきます。まるで粉雪のようにサラサラとしたパウダー状になるのも、この製法によるものだそうです。
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ニガリは通常、強い苦味やしょっぱさのある成分を含みますが、雪塩の場合は苦くならない温度で結晶化するため、苦さはほとんどありません。

そして、ニガリを多く含んだ結果、通常の海水塩に比べてカルシウムが約8倍、マグネシウムが約30倍、カリウムが約20倍も含まれています。これは、ミネラル分が多く含まれているとされている岩塩と比べても、遥かに多い量なんです。
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そうして作られた雪塩は、こちらの機械で袋詰めされ、全国各地へ出荷されます。

雪塩ミュージアムの松本さんと小川さんにお話を聞きました!

今回は、雪塩ミュージアムを運営するパラダイスプランの松本さんと小川さんに雪塩についてお話を聞くことができました。
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――雪塩はどのようにしてできたのでしょうか?
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「もともとは雪塩を作ろうと思っていたわけではなくて、サトウキビの廃糖蜜から牛のエサを作ろうというプロジェクトがありました。そこで、せっかく宮古島のきれいな海があるんだからと、そのときに使っていた機械で海水から塩を作ってみたら、ニガリが残って味わいも普通のものとは違う塩ができたんです。ふわふわとパウダー状になったことから、雪塩と名付けられました」

――ニガリが多く残ることで、どんな特徴がありますか?

「雪塩は自然の岩塩とか海水塩と比べても、マグネシウム、カルシウム、カリウムの3つのミネラルが突出して多く残っています。こういう成分が多いことから、相対的に塩化ナトリウム(食塩相当量)は少なめです。雪塩はこのように「軽ナトリウム塩」に分類されるので、塩化ナトリウムを抑えたい方にはおすすめですが、摂りすぎには注意が必要です」

――味わいにはどのような特徴がありますか?

「雪塩は苦味が抑えられていますが、ニガリが多く入っているので、ちょっとした苦味や甘み、後味に酸味を感じる方もいらっしゃいます。調味料としては、食材のコクを深くする点が特徴です。乳製品との相性が特によくて、ソフトクリームなどはとっても美味しくなります」

――雪塩にはどのようなバリエーションがありますか?

「雪塩には細かいパウダー状のものと、扱いやすいように粗く加工した顆粒タイプがあります」

――雪塩のよさを実感できる、おすすめの料理はありますか?
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「雪塩のよさを実感していただくには、天ぷらやおにぎりがおすすめです。雪塩自体はしょっぱみは強くなくて、まろやかな塩になるので、塩味をしっかり楽しむというよりは、食材を引き立てるような使い方をしていただくのに向いています。おにぎりならご飯の美味しさを感じやすくなり、天ぷらなら素材の味を引き立ててくれます。

顆粒タイプは使いやすさ重視の商品なので、キッチンで炒めものなど普通のお塩と同じような感覚で使っていただけます。

ほかには、スイーツ作りやパン作りで作っていただくのもおすすめです」

――料理に使うとき、他の塩との違いはありますか?

「パウダータイプは密度が小さくて、見た目より量がないので、目分量で入れると少なく入れてしまいがちになります。計って入れる場合は、普通の塩の3倍入れるのがおすすめです。顆粒タイプなら、普通の塩と同じ感覚で使うことができます。パウダータイプは、料理用というよりは食卓用として使うのがおすすめです」

――SANCHU!の読者へ向けて、メッセージをお願いします。

「塩を変えても特に変わらないんじゃないかと感じることもあるかもしれませんが、たかが塩、されど塩、塩を変えることで食材の美味しさはガラリと変わります。ぜひ、雪塩を試していただけたらと思います」

宮古島のきれいな海水が作った「雪塩」をぜひお試しください!

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雪塩は、宮古島のきれいな海水を元に作られた、ミネラル分がたっぷりの塩。マグネシウムやカルシウムなどが豊富なだけじゃなく、まろやかな味わいにより食材の美味しさを引き立ててくれます。
「雪塩ふわわ」や「雪塩ふぃなん」など、雪塩を使ったちょっぴりしょっぱくて甘いスイーツもおすすめです。

使い方や好みに合わせてパウダータイプか顆粒タイプを選べますので、ぜひ一度雪塩をお試しください!

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